西岸海洋性気候に属するパリの気候の特徴は、湿気のないカラッとした天気です。特に5月以降の天気のいい日に外で気持ちのいい風に吹かれていると、それだけで幸せな気分になれます。
そこで、今回はちょっとした合間にも行ける、緑と天気を楽しめるスポット、プロムナード・プランテをご紹介します。
バスティーユ近くの12区にあるプロムナード・プランテは、かつての国鉄の高架橋を改修してつくられた全長4.5キロの緑豊かな遊歩道です。
プロムナード・プランテの位置
プロムナード・プランテまでの道順
メトロでのアクセスですが、バスティーユ駅の4番出口を出ます。
階段を上ったらリヨン通りに出ますので、そのまままっすぐに進みます。
3~5分ほど歩くと茶色の建物が見えてきます。この建物が目印です。
建物の横に、プロムナード・プランテへの入口となる階段があります。
階段を上ると、そこから遊歩道が始まります。
今の季節(5月~8月頃)に行くと、まず、こんな緑の景色が目に飛び込んできます!
プロムナード・プランテを歩く
遊歩道ですので、車や自転車の通行を気にすることなくゆっくりと歩くことができます。
この日は抜けるような青空が広がっていました。
青空と花のコントラストも綺麗です。
ちょっとした小川も整備されています。
途中、変わった装飾の建物もあります。
12区の警察署の建物で、壁面の彫刻はミケランジェロの”奴隷”の模作だそうです。
遊歩道の案内板。
プロムナード・プランテはバスティーユからヴァンセンヌの森まで続いています。
ここからも、ずーっと緑の散歩道が続きます。
プロムナード・プランテから見るパリの街並み
高架上にある遊歩道からは、パリの街並みを見渡すことができます。
3~4階ぐらいの高さから見ることができるので、普段とは違う視点でパリの街並みを楽しむことができます。
遊歩道に分断された面白い形の建物もあります。
もちろん建物の間を歩くことになります。
散歩中、パリのアパルトマンのベランダが見えたり、少し室内が見えたりと、パリの暮らしぶりが垣間見えるのもプロムナード・プランテならではの楽しみではないでしょうか。
緑に囲まれての散歩は、心から癒されますね。
遊歩道にはベンチも多く設置されているので、サンドイッチを買ってきて食べたり、本を読んだりと、思い思いの時間を緑の中で過ごすことができます。
木製の歩道橋が架かるルイリー公園。この辺りが中間地点でしょうか。天気がいい日は、日光浴を楽しむパリジャン達でまるでビーチのような状態になっています。
今回は、この辺りで折り返します。
メトロのバスティーユ駅から出てこのルイリー公園まで、所要時間は約1時間程度。22時過ぎまで明るい今の季節なら、旅行中の方も空いた時間にちょっと立ち寄ることも可能だと思います。
緑あふれるプロムナード・プランテでぜひ癒されてみてください!
プロムナード・プランテ情報(2018年6月現在)
3月1日~夏時間(3月最終日曜日) 8:30~19:00
夏時間~4月30日 8:30~20:30
5月1日~8月31日 8:30~21:30
9月1日~30日 8:30~20:30
10月1日~冬時間 8:30~19:30
冬時間(10月最終日曜日)~2月末 8:30~17:45