プラールおばさんの「ふわふわオムレツ」を食べてお腹も満足したところで、中に入ります。
モン・サン=ミシェルの由来
モン・サン=ミシェルという名前は、708年に地元の司教が大天使ミカエルから「この地に聖堂を建てよ」というお告げを受けて礼拝堂を造ったことに由来します。つまり、「聖ミカエルの山(モン・サン=ミシェル)」です。そのため塔のてっぺんには大天使ミカエルの像があります。
![モン・サン・ミシェルの入口](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4696-e1511855349784-1024x647.jpg)
門をくぐり、階段を上がります。
![モン・サン・ミシェルの階段](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4704-e1511855542992-1024x656.jpg)
まだまだ上がります。結構、急な石段が続きます。
![モン・サン・ミシェルの階段](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4718-e1511855559665-1024x675.jpg)
上り終えると、尖塔が間近に見えます。小さくてっぺんに見えるのが大天使ミカエルの像です。
![モン・サン・ミシェルの大天使ミカエルの像](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4727-e1511855495615-1024x667.jpg)
モン・サン=ミシェルの屋上からの眺め
屋上に出ると、見晴らしのいい景色が広がります。
こちら、フランス側の眺め
![モン・サン・ミシェルからの眺め](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4754-e1511855470785-1024x663.jpg)
そして、海側の眺め
潮の満ち引きの差は15メートル以上。かつては「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」と言われたほど。最も大きい潮が押し寄せる時は引いた潮が、猛烈な速度で押し寄せ、多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたという海。
![モン・サン・ミシェルからの眺め](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4743-e1511855515898-1024x659.jpg)
そんな荒々しさを感じさせない穏やかな海に映るモン・サン=ミシェルのシルエット
![モン・サン・ミシェルの海](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/d3aa40c76f54b35c9f9c4ffc45bb8023-e1511855652547-1024x1010.jpg)
モン・サン=ミシェルの中庭
「ラ・メルヴェイユ」(驚嘆)と呼ばれる修道院の居住スペースにある、かつては瞑想の場だった中庭。以前は薬草が栽培されていたそうですが、現在は綺麗な花が咲き乱れます。
![モン・サン・ミシェルのラ・メルヴェイユ](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4791-e1511855368186-1024x667.jpg)
![モン・サン・ミシェルのラ・メルヴェイユの回廊](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/CIMG4795-e1511855449865-1024x675.jpg)
オンフルール
モン・サン=ミシェルからの帰路の途中に、ノルマンディー地方の港町、オンフルールに立ち寄りました。
![オンフルール](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/de65e2b257e1dbaaf9092302160d0c49-765x1024.jpg)
17世紀、ルイ14世の時代に財務長官、コルベールの命により作られた旧港には今も漁船やヨットが並んでいます。カラフルな建物の色も印象的です。
![オンフルールのヨット](https://pariscon.com/wp-content/uploads/2017/11/aca006ea7b23958bd5952752aed5a64c-765x1024.jpg)
パリから世界遺産へのモン・サン=ミシェルへ【前編】はこちら。
フランスの旅行には今でも必ず持っていきます。実際に使えて役に立つガイドブック!