パリからルクセンブルクへは鉄道で行こう!行き方と移動方法のまとめ

ルクセンブルク大公国の景色

フランスと国境を接しているルクセンブルク。国名は知っていても日本ではなじみがうすく、詳しくは知らないというのが正直なところではないでしょうか?

実はパリからこのルクセンブルクへは鉄道を利用すれば2時間ほどで行くことができます。ルクセンブルクもEU加盟国の1つですのでパリから行く際でも入国審査もなく非常に気軽に訪れることができる国なんです。

1.ルクセンブルク大公国ってどんな国?

正式にはルクセンブルク大公国といいます。ベルギー、オランダと合わせてベネルクス三国とはよく耳にしますが、その中でもオランダ、ベルギーに比べてルクセンブルクは一番イメージがわきにくいのではないでしょうか?

国土は南北82km、東西57kmにわたって広がる。神奈川県や佐賀県、沖縄県程度の広さの国土に、人口は48万人強(神奈川県は約870万人、沖縄県は約140万人(うち沖縄本島の人口が110万人程度)、佐賀県は約87万人)国土は神奈川県や沖縄県ぐらいの広さ。人口は48万人強(神奈川県は約870万人、沖縄県は約140万人。

Wikipediaより引用

2.パリからルクセンブルク行きの鉄道チケットの購入方法

パリからルクセンブルクへはTGVを利用することになります。駅の窓口で購入することもできますが、やはり事前に購入されることをお勧めします。事前購入の方法は次の2つの方法があります。

両サイトを調べてみたところ、料金的にはどちらのサイトでもほぼ同じ料金でした。

座席の1等、2等の違いは1等の方が座席幅、前後の間隔が広く、充電設備が付いている点が大きな違いです。2時間という乗車時間を考慮してご希望の座席を選択してください。

・日本のユーレイルパスのサイトから購入する

日本のサイトから購入する際は、ユーレイルパスのサイトから購入できます。

日本語での操作が可能ですので、手順通りに進んでいけば購入することができます。

・フランスのSNCFのサイトから購入する

フランスのサイトで購入する際は、フランス国鉄の(SNCF)のサイトから購入できます。

SNCFのサイトからの購入方法は、【徹底解説】パリ発の飛行機や鉄道のチケットを購入する具体的な手順として画面付きでまとめてありますので参考にしてください。

【徹底解説】パリ発の飛行機や鉄道のチケットを購入する具体的な手順

2018.03.02

3.パリからルクセンブルクまでの行き方

パリからルクセンブルクをはじめとしたフランス東部やドイツ方面への鉄道はパリ東駅から発着します。

フランスの鉄道は日本に比べてストや運休が多いので時間余裕をもって行動してください。パリ市内各所からパリ東駅へはメトロの4号線、5号線、7号線で行くことができます。

パリ東駅に着くと駅構内には写真のような鉄道の発着案内が何ヵ所かにあります。青色が出発、緑色が到着になります。今回はパリを8:40発、ルクセンブルクに10:54に到着する鉄道を利用しました。青色の画面の上から2つ目に表示されています。

右側に表示されている27がホームの番号になります。ホームの番号は出発の10分前ぐらいにしか表示されないので焦らず近くで待機していてください。

パリ東駅

パリ東駅を出るとルクセンブルクまで約2時間。途中での乗り換えやパスポートチェックは一切ありません。

途中、車窓からのどかな景色を眺めたり、ヨーロッパの鉄道を興味深く見たりして過ごすこと2時間。

TGVの車窓から

ルクセンブルク中央駅に到着です。

ルクセンブルク中央駅のホーム

ルクセンブルク駅の駅舎の中にはステンドグラスがありました。構内にはキヨスクやお土産屋さんなど、最低限のお店がある程度で、全体的にこじんまり、こざっぱりとした駅舎です。

ルクセンブルク中央駅の駅舎

4.ルクセンブルク駅から旧市街までの移動方法

ルクセンブルク駅から観光の中心地となる旧市街までは歩いて15分くらいです。ルクセンブルク駅を背に右に向かってください。駅前にはバス停やタクシー乗り場がありますが、歩いて向かうのが一番早いと思います。

途中にある銀行博物館の前を通り過ぎて橋を渡ります。

ルクセンブルク大公国の銀行博物館

ルクセンブルクは断崖を利用した城壁都市のため、いくつもの橋が架かっています。「北のジブラルタル」の異名があります。

橋を渡ったところで旧市街に到着です。

こちらは旧市街の憲法広場からの眺め。
訪問は2016年の8月でしたが、有名なアドルフ橋はその年の年末まで修復工事のための覆いがされており、残念ながらその綺麗な姿を実際に見ることはできませんでした。

ルクセンブルク大公国のアドルフ橋
概要
名称:アドルフ橋
住所:Uewerstad, 1212 Luxembourg

あたりは一面、緑豊かな森に囲まれています。

ルクセンブルク大公国の景色

5.まとめ

いかがでしたか?

パリからルクセンブルクへは国をまたぎますが鉄道のチケットさえ購入してしまえば簡単に往復することができます。国同士が隣り合うヨーロッパの距離感が体感を通して感じられると思います。

ルクセンブルクの国自体も治安が良く歩いて観光することができますので、ぜひパリから足を延ばしてルクセンブルクを訪れてみてはいかがでしょうか?

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2017.12.15









ルクセンブルク大公国の景色