パリからシャンパーニュ地方のランスへは日帰りで行くことができます。シャンパンカーブ見学の人気が高いランスですが3つの世界遺産をはじめ、市内にもたくさんの見どころがあります。
3つの世界遺産を中心に、徒歩で回ることができるランス観光の見どころを紹介します。
1.世界遺産のランス大聖堂
何といっても歴代のフランス国王の戴冠式が行われた由緒あるランス大聖堂。ランスの顔でもあります。

2.世界遺産のトー宮殿
ランス大聖堂の隣にあるトー宮殿。この宮殿は戴冠式後の宴会などが行われた場所で、現在はタペストリーをはじめ、大聖堂ゆかりの品や戴冠式に関する品々が展示される国立博物館になっています。

まばゆい装飾品も数多く展示されています。

王達の像などもあり、歴代25人の王が戴冠式をうけ、ジャンヌ・ダルクも訪れたランスという都市の歴史的な重要性を感じます。

3.世界遺産のサン・レミ旧大修道院
3つ目の世界遺産サン・レミ旧大修道院は、ランス大聖堂から歩いて20分くらいのところにあります。
サン・レミ旧大修道院。現在、内部は博物館になっています。

サン・レミ旧大修道院の中庭を囲む回廊に立つと張りつめた空気感が心地よく感じられます。
まんなかに見える棟は隣のサン・レミ聖堂。

夕日に照らされるサン・レミ聖堂。

名称:ランス・サン=レミ聖堂
住所: Rue Saint-Julien, 51100 Reims
ちょうど夕日が差し込む時間は薄暗い聖堂内に光があふれます。

西側のステンドグラスも夕日を受けてくっきりと浮かび上がります。

日の入り方を計算した聖堂の設計と、その日の光を受けて輝くステンドグラスの神々しさには圧倒されます。刻々と移り変わる聖堂内の様子は印象的です。
4.ランス美術館
ランス大聖堂から徒歩5分ほどの所にあります。
ランス美術館は、シャンパンメーカーのポメリ社の経営者アンリ・ヴァニエが死後ランス市に寄贈した600点を超えるコレクションがもとになっています。
この美術館には、個人的に大好きなバルビゾン派の画家、カミーユ・コローの作品が30点近くも展示されていました。

5.ランスのエルロン広場
ランスの中心にあるエルロン広場。周辺にはレストランやカフェがたくさんあり多くの人で賑わっています。

名称:エルロン広場
住所:Place Drouet d’Erlon, 51100 Reims
6.ランスのレストラン

さすがシャンパンの中心地。レストランではシャンパンやワインの種類も豊富で、手軽に一杯から注文することができます。

子牛の胸腺肉とシャンピニオンソース。
フランスパンとの相性がバッチリ!もちろん選んでもらったシャンパンとの相性もバッチリです!フランスパンとソース、ワインの相性の良さには感動します。

7.まとめ
いかがでしたか?
ランスは小さい街ながらランス大聖堂、トー宮殿、サン・レミ旧大修道院3つの世界遺産をはじめ、本当に多くの見どころがあります。パリからTGVで日帰りが可能な街です。ゆっくりと散策しながら観光と食を堪能してみてください。
本場ランスのシャンパンカーブを訪れたいなら!
・ランス発(3~12月)
大手シャンパンメーカー、モエ・エ・シャンドンとテタンジェ(試飲付)
・パリ発(12/25、1/1は除外)
マム社かポメリー社、または同等のカーブ見学1箇所と試飲付
パリから専用車で行くシャンパンカーブ&ランス大聖堂
ワインやシャンパンを自宅で楽しみたいなら!
季節に合わせたフランスワインをソムリエが選んで届けてくれる日本未入荷ワインが毎月2本届く!ミシュラン星付きセレクションが便利!