パリから東北東へ約130キロ。TGVで約45分の所にシャンパンで有名なランスがあります。
ランスは世界的に有名なシャンパンメゾンが集まるため、シャンパンカーブの見学を楽しめるのはもちろんですが、世界遺産を楽しむことができる街でもあります。そんなランスへのTGVでの行き方とランス大聖堂を紹介します。
目次
1.ランス行きのTGVチケットの買い方
TGVのチケットの買い方は2通りあります。
・日本のユーレイルパスのサイトから購入する
日本のサイトから購入する際は、ユーレイルパスのサイトから購入できます。
日本語での操作が可能ですので、手順通りに進んでいけば購入することができます。
・フランスのSNCFのサイトから購入する
フランスのサイトで購入する際は、フランス国鉄の(SNCF)のサイトから購入できます。
SNCFのサイトからの購入方法は、【徹底解説】パリ発の飛行機や鉄道のチケットを購入する具体的な手順として画面付きでまとめてありますので参考にしてください。
2.パリからランスまでの行き方
ランス行きのTGVは、パリ東駅の発着になります。パリ東駅へは市内各所からメトロの4号線、5号線、7号線で行くことができます。
パリ東駅の構内で出発ホームの案内が出るのを待ちます。
日本とは違い、乗車予定の電車が何番ホームから出るのかは直前にならないと案内されません。案内が出発間際ということも多々ありますので、案内板の近く、ホーム付近で待機することをお勧めします。
ホームが案内されると、ホームめがけて一気に人が移動を開始しますので手荷物には注意してください。ホームと電車の間が大きく空いている場所もあるので、足元にも注意です。
ホームには乗車予定のTGVが待機しています。列車番号などを確認して乗車してください。今回は右側のTGVを利用しました。
地図上でパリからランスまでのルートを見ると、かなり直線に近いことがわかります。
そのため、ある区間によっては時速320キロ!で走行するところもあります。
3.ランスに向かうTGVの車内と車窓からの景色
この路線のTGVは2階建てで運行されています。2階席へは階段を上がります。走行中の見晴らしがいいので2階席はおすすめです。
TGVの1等車両のシートは大きくゆったりしていて、コンセントもあり便利です。
2階席からの眺め。
はるか先まで見渡せる広大な眺めは、何度見ても飽きません。
4.シャンパンで有名なランスに到着
パリを出発してノンストップで約45分。あっという間にランス駅に到着です。
ランス駅から世界遺産のランス大聖堂までは約15分。タクシーや、バスを利用することなく歩いていくことができます。
パリは裏道がいいといいますが、ここランスの裏道も静かでいい感じです。
5.世界遺産のランス大聖堂
歩くこと約15分。ランス大聖堂に到着。ここランス大聖堂は、歴代のフランス国王の戴冠式が行われた由緒ある大聖堂です。
「微笑みの天使の彫像」 (右端)を見上げながらさっそく中に入ります。
鷲の彫像が威厳を感じさせます。
6.ランス大聖堂のシャガールのステンドグラス
ランス大聖堂の見どころの1つにシャガールのステンドグラスがあります。大聖堂の一番奥にあり、ブルーの色合いが何とも言えず美しく輝いています!
フランス語になりますが、シャガールのステンドグラスの説明もあります。
他にも、ワインづくりの様子を描いたステンドグラスなどもあり、タイミングが良ければ、パイプオルガンが響く壮大な空間で音と光に包まれることができます。
7.まとめ
いかがでしたか?
パリからTGVで約45分。シャンパンが好きな方はもちろん、パリからちょっと違う都市へ気軽に行ってみたいという方にもちょうどいい距離にあるランス。TGVのチケットの購入も簡単にできますので、ぜひランスを訪れてみてください。もちろんシャンパンカーブの見学も忘れずに!
本場ランスのシャンパンカーブを訪れたいなら!
・ランス発(3~12月)
大手シャンパンメーカー、モエ・エ・シャンドンとテタンジェ(試飲付)
・パリ発(12/25、1/1は除外)
マム社かポメリー社、または同等のカーブ見学1箇所と試飲付
パリから専用車で行くシャンパンカーブ&ランス大聖堂
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