パリコンシェルジュのサイトには、時々「パリからいろんなところへ移動していますが、どんな方法でチケットを購入しているのですか?」という問い合わせをいただきます。
何度かパリを訪れている方や旅好きの方は、パリ市内だけでなく、そこから先へ先へ足を延ばしてみたいと思われる方も多いと思います。そこで今回は、私がどのようにパリからの飛行機や鉄道のチケットを購入しているのかをまとめました。
今回、トゥールーズへ行く機会があり、行きのパリ⇒トゥールーズは飛行機、帰りのトゥールーズ⇒パリは鉄道:TGVを利用しました。このルートを例に、主な移動手段である飛行機と鉄道のチケットを普段どんな感じで購入しているのかご紹介します。ぜひ参考にしてください。
パリ発の飛行機のチケットの買い方
基本的には、エールフランスを選んでいます。ヨーロッパ内ではLCLなどの航空会社の路線も充実していますので、そちらを利用する方も多いですが、私は時間帯の良い便数が多いことと、空港での手続きがスムーズに行えるという点からエールフランスを選択しています。あと、マイレージの関係とアプリが使いやすいという理由もあります。
まずはエールフランスのサイトにアクセスします。日本語なので分かりやすいと思います。
出発地、目的地、日付、人数を入力して「検索する」をクリック。
選択可能な便が表示されます。
チケットの種類がいくつかある場合は、チケットの変更や返金が可能かどうか、手荷物の預けは有料か否かなど、諸条件をよく確認してください。
当然、制限が厳しいチケットは安く、制限が緩いチケットは高い傾向になります。チケットによっては、家族であることの証明書が必要だったりしますので、ご自身の状況に照らし合わせながら選択をしてください。
購入時期によっても値段は変動します。
希望の便を選択して、下方の「次へ」をクリックすると、チケットの詳細な情報が表示されます。
もし、予約だけをして購入を保留したい場合は、有料にはなりますが、一定期間購入を保留することもできます。
OKであれば、下方にある「予約する」のボタンをクリック。
アカウントの作成を聞いてきますが、必要なければ「続行する」で次に進めます。
個人情報を入力する際に、希望のマイルサービスがあれば選択します。
私は、JALマイレージバンクを選択しています。JALとマイルの提携があるため、エールフランスを選択しているという事情もあります。マイルがどんどんたまる「JALカード」
全ての情報を入力したら、下方にある「支払う」をクリックして、クレジットカードで決済をして購入完了です。
Eチケットが登録したメールアドレス宛に送られてきます。
パリ発の鉄道のチケットの買い方
続いて、鉄道のチケットですが、Oui.sncfのサイトへ行きます。言語の切り替えも可能です。
トップページを下の方にスクロールすると、区間や日付を入力する画面が出てきます。
希望の区間と日付、時間帯、人数を入れて「Search」をクリック。
選択可能な列車のリストが表示されます。飛行機と同じように、チケットの変更や返金が可能かどうか、その他制限の有無など諸条件をよく確認してください。
選んだチケットが、座席指定可能な場合はChoose your seatをクリックすると、座席配置が選べるようになります。
座席の配置は隣り合わせ、向かい合わせ、4人掛け、2階席、1階席、進行方向に向かって、などを選べます。
選択後、「Select this journey」のバーをクリック。
次の画面で、座席番号が表示され、配置を確認できます。希望通りか確認をしてください。
もし、希望通りでない場合は、希望する配置が満席の可能性があります。別の配置を選んだり、列車を変えてみるなどしてみてください。
OKであれば、下方にある「Confirm and pay」をクリック。
アカウント登録を聞いてきますので、アカウントが必要なければ「Book without a customer account」を選べばアカウントなしで購入できます。
必要情報を入力して、下方にある「Confirm and pay」をクリックするとクレジットカードの決済画面に移ります。
決済するカードを選択して決済が終了したら、購入完了です。
Eチケットが、登録したメールアドレス宛に送られてきます。
当日はプリントアウトしたチケットをもって、予約の列車に乗ればOKです。車内で検札がありますので、プリントアウトしたチケットを提示してください。
通常、列車の乗車には乗車前に駅のホームにある機械で改札の処理が必要ですが、Eチケットはそれが不要になります。
これまで訪れた3つの世界遺産を巡るランス、世界遺産のアミアン大聖堂、世界遺産の街ルクセンブルク、コルマールのクリスマスマーケット、ベルギーの世界遺産グラン=プラスなど、全てこの手順で購入しています。
もちろん日本からも購入できますので、ゆっくりと準備をして当日はスムーズな移動が可能になりますので、予定がある方は一度お試しください。