今回の記事は、パリのスーパー「Monoprix」(モノプリ)の宅配サービスの利用方法です。
パリのスーパーへ行ったことがある方は、レジがすごく混んで待たされたり、レジ袋が薄くて持ち帰りの道中で破れたりといった苦い経験が必ずあると思います。
また、パリの水道水は硬水なので、飲み水用に軟水を常備しようと思うと重たいペットボトルを運ぶことになり、結構厳しいものがあります。
こうした事情から、楽に買い物ができる何かいい方法はないかと探して見つけたのが、スーパー「Monoprix」(モノプリ)の宅配サービスです。使ってみると非常に便利なので、今回、実際に注文をしながらまとめてみました。
目次
Monoprix(モノプリ)のサイトへ行く
モノプリは、フランス、パリ市内のどこでも見かけるメジャーなスーパーです。他にもfranprix(フランプリ)やCarrefour(カルフール)などもありますが、個人的には品揃えから見た場合、普段の生活のための買い物には一番利用しやすいスーパーだと思います。
旅行のお土産になるバターやチョコレートも豊富なので、旅行者の方にもお勧めです。
宅配サービスの手順ですが、まずMonoprix(モノプリ)のサイトへ行きます。
初めての場合は、アカウントの作成が必要です。アカウントがある場合は、ログインします。
Monoprix(モノプリ)のサイトで最初の商品を選ぶ
ログイン後、「COURSES」のボタンを押すと、食料品の商品ページになります。
一つ目の商品を選びます。今回は、飲み物のジャンルの中から炭酸水を選んでみます。
いろいろな種類の炭酸水があります。一番左上のサンペリグリノを買いたいので、個数を決めて隣の「ACHETER」のボタンを押します。これで商品がカートに入ります。
配達時間の指定
最初の商品を選んだ時点で、配達日時を指定する画面が表示されます。
緑は配達可。赤は配達不可です。
13日火曜日の23:30に操作をしていますが、翌日14日のお昼以降で配達時間の指定が可能です。なんでも時間がかかるパリで翌日配達は驚きの早さです!ますます、店舗で並んで待つ気にはなれません。
配達日時を選択して、右下の「VALIDER」を押せば配達日時の指定完了です。
続けて必要な商品を選びます。個数を選んで「ACHETER」ボタンを押すことでカートに追加されていきます。
こちらは、ヨーグルト。これもまとめ買いすると結構重たいですよね。
チーズ各種。
Bioのパンなど。パンもかさばるので、宅配で注文してしまいます。
アジアの食材も一応あります。
ワイン。これも、ビンを持って帰るのは大変なので宅配で頼みます。
注文内容の確認
好きな商品を選び終わったら、注文内容の確認をします。
右上に金額と個数が出ています。そこをクリックするとカートに入れた商品が表示されますので、下の「COMMANDER」を押します。
買った個数と金額、写真では切れていますが、その下に商品のリストが出ますので確認します。
Monoprix(モノプリ)の宅配サービスの配達料について
配達料については「VALIDER MA COMMANDE」の上にあるVoir les tarifs de livraisonの文字を押すと、下の画面が表示され、確認することができます。
<配達料金>
配達は、購入した商品の合計金額が€50以上から。
購入金額が、€50~€99の場合は、配達料€9
購入金額が、€100~€149の場合は、配達料€5
購入金額が、€150以上の場合は、配達料無料。
<追加料金>
ただし、水やジュース、牛乳など液体類の量に応じて追加料金がかかります。
72Lまではプラス€10、108Lまではプラス€20。
他に、配送準備料金として€2が最近かかり始めました。
先程の画面では購入金額だけの表示で、配達料金や追加料金は反映されないので、注意が必要です。
金額の最終確認と注文確定
「VALIDER MA COMMANDE」を押すと、配達料金や追加料金などが反映された画面が表示されます。ここで、配達先や配達時間、金額などを最終確認します。
OKであれば、ボタンを押して進みます。ポイントでの割引などがある場合は、次の画面で表示されます。
最後は、カード番号の入力画面です。
使用するカードを選択して、カード番号を入力し、利用規約にチェックを入れます。ボタンを押すと認証され、次の画面が出たら注文確定です。登録したメールアドレスにも注文内容の確認メールが送られてきますので確認しましょう。
これで、重たいものや量が多いものも待ち時間なしで、快適に購入することができました。
配達当日
配達当日は、指定した時間が近くなるとメッセージが届き、到着時間とおおよその車の位置が送られてきます。
持ち運びに困る水もこの通り無事に到着しました。
今回の記事は、主にパリ在住者もしくは、長期滞在者向けの情報になりますが、使う機会がありましたらぜひ活用してみてください。