パリで生活していると当然のことながら日常生活でいろいろな物が必要になります。もちろんパリのスーパーに買いに行くのですが、日本では当たり前に手に入るものがパリにはなかったり、サイズが大きかったり、使いにくかったりして必ずしもニーズにぴったりというわけにはいきません。
そこで、パリで生活するようになってからこれまでの購入履歴を振り返り、日本で購入すべき必需品をリストアップし、ベスト30をジャンルごとにまとめました。
一時帰国の際に必ず購入しているもの、繰り返し買っているものなどをせきららにまとめました。パリで生活するときに必ず役に立つ必需品のリストになっていますので、ぜひ活用してください。
目次
1.食に関する必需品(2品)
お米、しょうゆ、みそ、納豆など、基本的にはパリにいながらにして手に入ります。日本の食料品は、オペラ周辺にある以下のお店で購入できます。食料品に関してはそれほど不便を感じることはありません。
46 Rue des Petits Champs, 75002 Paris
営業時間:10時~20時(日曜日:11時~19時)
定休日:月曜日
43 Rue Saint-Augustin, 75002 Paris
営業時間:10時30分~20h
定休日:不定休
6-8 Rue Sainte-Anne, 75001 Paris
営業時間:10時~21時
定休日:不定休
ただし、お茶に関してはティーパックの薄めのタイプが多いので、常備しておきたいときには不便です。そこで、お茶を常備しておきたい時に活躍するのがこちらの2品。
2.読書に関する必需品(1品)
パリで日本語の本を手に入れるなら、パリ在住者はだれでも知っているオペラ地区にあるジュンク堂になります。難点は、税金の関係で本の値段が日本の約2倍になってしまうところ。
18 Rue des Pyramides,75001 Paris
営業時間:10時~20時
定休日:日曜日
以前は、日本へ一時帰国するたびにスーツケースが壊れるくらい本を買って持ってきていましたが、やはり量に限界があります。日本から宅配便で送ってもらったりもしましたが、到着まで1週間以上かかることもあり、到着した時には「なんで買ったんだっけ?」と読み時を逃してしまうこともあり、こちらもいまいち。
そして、最終的にたどり着いたのが電子書籍のkindle。欲しい時にすぐに書籍が手に入りますし、これまでの物理的な労力を考えると格段に便利です!
・Kindle Paperwhite 防水機能搭載 Wi-Fi 8GB 電子書籍リーダー
3.掃除に関する必需品
・サランラップなどのキッチン用品(7品)
悪名高きパリのサランラップ。パリ在住者なら同意してくれますが「切れない、くっつかない、箱が先に破れる」のがパリのサランラップです。優秀な日本のサランラップに感謝。
こんなものが?と言われそうですが、これも必需品。パリのスーパーで売っているものは吸収性が悪くてうまくふけません。
パリの排水口はよくつまる割にはゴミ受けの穴が大きかったり、サイズも種類も少なくてイライラします。いくつもの商品を試してこれがベストでした。(購入の際はご自宅の排水口のサイズと合うか注意してください)
パリに限らず海外の収納製品は一般的に大きくて場所を取るのでコンパクトに収納できるこちらがgood!
・パール金属 包丁 まな板 キッチンバサミ スタンド ステンレス製
スポンジを置きたいのに場所がない。濡れたスポンジもシンク内にコンパクトに置けます。
弁当箱が洗いたいわけではありませんが、細かいところを洗いたい時に使えるサイズの商品がパリにはありません。泣く泣くつまようじでやっていたことから解放されます。
ケトルが一般的な割には中まで洗える柄の長いブラシがありません。カルキが多いフランスで不思議です。
・トイレ用品(2品)
パリのトイレ用のブラシはヘッドが大きくて、細かなところまで洗えません。こちらは細かなところまで届く優れもの。
・3M トイレブラシ クリーナー 本体 洗剤付 取替3個 スコッチブライト
その取り替え用。
・3M トイレブラシ クリーナー 洗剤付 取替18個 スコッチブライト
それでも届かない深い部分は洗浄剤で対応。パリにこうしたタイプは少なく、あったとしても洗浄力が弱いので汚れ落ちがあまりよくありません。
・トイレ洗浄中 水洗トイレの便器の底(水溜り部分)洗浄剤 フレッシュミントの香り 3錠×3個
・バス用品(4品)
トイレ用品同様にパリの物はヘッドが大きくて扱いずらいです。
・3M お風呂掃除 ブラシ ハンディS 取替スポンジ 2個 スコッチブライト
細かなところまで洗えるアイテムは皆無といっていいほどありません。
・サンコー ブラシ びっくりフレッシュ すきまピカピカ 10本入
キッチンと同じようにお風呂も排水口が詰まりやすい場所ですが、パリにはそれを防ぐアイテムがありません。排水口の大きさにかかわらず使えて捨てられるタイプ。以前はこちらを使用。
現在は捨てずに繰り返し使えるこちらを使用。(購入の際はご自宅の排水口のサイズと合うか注意してください)
・ウェルスジャパン 髪の毛 とんとんポイ (タイル式浴室用)
4.湿布など健康に関する必需品(8品)
パリでももちろん薬は手に入りますが、病気になった時に薬以外のケアアイテムが多くありません。いざという時に備えておきたい必需品です。
急な発熱に。何度ビニール袋+氷といった原始的な方法で対処したことか・・。氷がないと熱にうなされます。
こちらも発熱時の水分補給に重宝します。
パリでは風邪でも一般の人がマスクをすることはほとんどありません。しかし、日本人は風邪をひいたらやっぱりマスク。喉にも潤いを。ちょっとした旅行時にも使えます。
突然の打ち身や筋肉痛に重宝します。パリは貼るよりも塗るタイプのものが多い気がします。
これがないと湿布をセロテープなどでとめることになります。
・ニチバン ホワイトテープベージュ 12mm幅 9m巻き 1巻
地味ですが、パリのバンドエイドはくっつきにくい上にサイズのバリエーションが少ないです。
綿棒はプラスチック製でふにゃふにゃしているのでしっかりとしたものは必需品です。
さっぱり歯が磨けて、健康に問題ないものを。
・オーラパール 薬用ハミガキ オーラパール 75g*5本セット
5.ファブリーズなど暮らしに関する必需品(3品)
パリでは、消臭というよりも、他の香りで押さえるタイプのものが一般的です。日本人には香りがきついものが多いので、ここは無臭で。
・ファブリーズ 消臭芳香剤 お部屋用 置き型 無香 本体 130g + つけかえ用2個パック 130g×2個
付け替えがあれば大丈夫。トイレにも使えます。
・ファブリーズ 消臭剤 お部屋用 置き型 無香 つけかえ用 130g×4個
空気が乾燥しているパリでは頻繁に掃除機をかけるよりもほこりをさっとふけるものが便利です。パリにも同じような物はありますが、吸着が悪いのでこちらを。
その付け替え用。
部屋の欲しい所にタオル掛けがなくて困る時も、扉に取り付けるとタオル掛けが出来上がるこちらは重宝します。
・InterDesign タオル掛けドアハンガータオルバー マットステンレス
6.カイロなど番外編(3品)
パリのスーパーには売っていません。寒い時期には大活躍の必需品。ちなみにフランス人にプレゼントすると喜ばれます。
・桐灰化学 桐灰カイロニューハンドウォーマー 貼らないタイプ30個箱入
カイロの足用になります。靴底から冷える時期の必需品です。
・桐灰化学 足の冷えない不思議な足もとカイロ はるつま先用黒15足箱入
当然、パリにはつぼ押しの概念はないので慣れたマッサージ用のグッズも重宝します。ちょっとした旅行時や機内でも使えます。
7.まとめ
いかがでしたか?こうしてあらためてまとめてみると掃除に関する物が多いですね。日本の商品は細かいところにまで手が届く便利なアイテムが多いことがよくわかります。日本で当たり前だったことがパリでできなくなるとやはり不自由を感じます。
パリで生活しながら試行錯誤の結果、自分で使って本当に役に立った必需品30点をまとめました。いつも気づいた時にショッピングカートに入れておき、一時帰国の前に注文をして受け取るようにしています。気になったものがありましたらぜひお試しください。