城塞都市カルカソンヌの内部へ
橋を渡り、カルカソンヌの城壁内へと入ります。
どっしりとした岩の雰囲気が重厚感と歴史を感じさせます。
1つ目と2つ目の城壁の間。そこには広々とした通路がありました。
城塞都市ですから、城壁内には町があります。今はお土産屋さんやホテルとして営業をしています。
建物の間を縫うようにして続く通路を上がっていくと、城塞見学のチケット売り場に出ます。
料金は9ユーロ、25歳以下は無料。購入したチケットは1日有効ということでした。
カルカソンヌ観光のハイライトは、中世に造られた城壁の上を歩きながら見るカルカソンヌの景色です。城壁の上へは、城塞内を通ってアクセスするしかありませんので、必ず城塞へは入場してくださいね!
城塞の内部へ
こちらが、チケットを購入した後に入ることができる城塞の入口。
城塞の中は、資料館となっており、カルカソンヌの歴史が映像で紹介されています。
城塞から続く、この通路を通って城壁の上へ出ます。
城壁の上から見るカルカソンヌの街並み
城壁の上からは、カルカソンヌの街を一望することができます。
中世の柱越しに見るカルカソンヌの街並み。
この日は天気も良く、遠くの山並みも綺麗に見えました。
途中にある当時の円形劇場は、現在もそのまま使用されているようです。
城壁の周辺にはブドウ畑も見えます。
城壁の上をぐるりと一周することができるので、カルカソンヌの街並みをゆっくりと堪能することができます。
城塞を出た後は、広場にあるカフェで昼食を。
モン・サン=ミシェルに次いでフランスで2番目の観光地であるカルカソンヌには、毎年200万人の人が訪れるそうです。
この日も昼にかけて徐々に人の数が多くなってきました。訪れるなら、やはり午前が狙い目でしょうか。
帰りは、入口とは反対側から駅に向かいます。下から見上げると、先程歩いていた城壁の高さがわかります。
少し離れて、再びヴュー橋からの眺め。全体を見渡せるこの橋はベストポジションですね。
カルカソンヌ駅とミディ運河
カルカソンヌ駅まで戻ってきました。
列車の出発時間まで、駅前にあるミディ運河の畔で過ごします。
実は、トゥールーズと地中海を結ぶこのミディ運河も世界遺産に登録されています。中継地点であるカルカソンヌ周辺では、ご覧のように普通の運河ですが、上流は日差しを遮るために両岸に45,000本もの木が植えられており、緑の中をゆっくりと進む運河クルーズが人気です。
残念ながら今回はクルーズへの参加は叶わず、写真がありませんが、ぜひ一度「ミディ運河」で画像検索をしてみてください。その美しさにきっと心奪われると思います。
最後に、カルカソンヌからトゥールーズへと戻るTGVの車窓からの景色です。